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2025/03/01

ダイエット中にタンパク質は必須!効果的な食事と運動法

ダイエット中にタンパク質は必須!効果的な食事と運動法

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監修:パーソナルジムARCS代表 上坂 裕一

▪健康運動指導士 ▪FCM技能士2級
▪JATI上級トレーニング指導者
▪加圧スペシャルインストラクター 等

病院併設の健康増進施設に現場責任者として従事し、2021年にパーソナルジムARCSを設立

監修者のご紹介はこちら

こんにちは。パーソナルジムARCSの塚本です。


ダイエットを成功させるためには、摂取カロリーを適切に管理することが大切です。

しかし、単にカロリーを減らすだけでは、筋肉まで落ちてしまい、リバウンドしやすい身体になってしまいます。


そこで、重要なのがタンパク質の摂取です。

タンパク質は筋肉を維持しながら脂肪を減らす役割を果たし、効率的なダイエットをサポートします。


本記事では、なぜダイエットにタンパク質が必要なのか、どのように摂取すればよいのか、運動と組み合わせることでどのようなメリットがあるのかを詳しく解説します。


さらに、実践しやすい食事プランや運動メニューも紹介するので、是非参考にしてください。

①.ダイエット成功にはたんぱく質が必要な理由

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1.筋肉を維持して基礎代謝を下げない

ダイエット中にカロリー制限をすると、脂肪だけでなく筋肉も維持しやすくなります。


筋肉が減ると、基礎代謝(何もしなくても消費されるエネルギー)が下がり、「痩せにくく・太りやすい体質」になってしまいます。


タンパク質は筋肉の主成分であり、しっかり摂取することで、筋肉の分解を防ぎながら脂肪を優先的に燃焼させることができます

2.食事誘発性熱産生(DIT)を高め、消費カロリーを増やす

食事をすると、消化・吸収の際にエネルギーが消費されます。

これを食事誘発性熱産生(DIT)と言います。


・タンパク質のDIT:30%

・炭水化物のDIT:5~10%

・脂質のDIT:0~3%


例えば、100㎉分のタンパク質を摂取すると、そのうち約30㎉は消化・吸収の過程で消費されます。

つまり、タンパク質を多く含む食事をすると、食べるだけでカロリー消費量が増え、ダイエットをサポートしてくれます

3.満腹感を高め、食欲をコントロールしやすくなる

タンパク質は消化に時間がかかるため、満腹感が維持しやすい特徴があります。


さらに、食欲を抑制するホルモン(PYYやGLP-1)の分泌を促進し、過食を防ぐ効果も期待できます。

②効果的なタンパク質の摂取方法

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1.1日の適切な摂取量を知る

ダイエット中のタンパク質摂取量を知る。


ダイエット中にタンパク質摂取量の目安は以下の通りです。


・運動しない人→体重×1.2g

・軽い運動をする人→体重×1.5g

・筋トレをする人→体重×2.0g


例:体重60㎏の人なら、


・運動しない人→体重×72g

・軽い運動をする人→体重×90g

・筋トレをする人→体重×120g


2.質の高いタンパク質を選ぶ

タンパク質は「動物性」と「植物性」に分かれます。


動物性タンパク質(吸収が速く、アミノ酸が豊富)

・鶏胸肉、ささみ、牛赤身肉

・魚(サーモン、マグロ、鯖)

・卵

・乳製品(ヨーグルト、チーズ)


植物性タンパク質(低脂質で食物繊維も摂れる)

・大豆製品(豆腐、納豆、豆乳)

・レンズ豆、ひよこ豆

・ナッツ類

3.タンパク質をこまめに摂る

1日のタンパク質量を確保するために、1回の食事で20~30g程度を目安に摂取しましょう。

3食に分けるだけでなく、間食としてプロテインやナッツを取り入れることもおススメです。


[例]

・朝:白米+プロテイン+ヨーグルト

・昼:白米+鶏胸肉+サラダ

・間:ナッツ+プロテイン

・夜:白米+魚+野菜スープ

③.運動との組み合わせで効果UP

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タンパク質をしっかり摂取することで、筋肉を維持しながらダイエットを進めることができますが、それだけでは効率的な脂肪燃焼は難しいです。

動と組み合わせることで、代謝を上げながら無駄な脂肪を落とし、引き締まった身体を作ることができます。

ここでは、タンパク質との相性のいい運動方法やその効果的な実践方法を解説します。

1.筋トレで基礎代謝を上げる

筋トレを行うことで、筋肉を維持・増加させ、基礎代謝を向上させることができます。

基礎代謝とは、何もしていなくても消費されるエネルギーのことで、これが高いほど太りにくく、痩せやすい体質になります。

特にスクワットやデッドリフトなどの大きな筋肉を使う種目を取り入れると、消費カロリーが増えより効果的にダイエットを進められます。

2.有酸素運動で脂肪燃焼を促進

有酸素運動は、脂肪をエネルギーとして使うため、体脂肪を減らすのに適しています。

特に、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの中程度の強度の運動を長時間続けることで、脂肪燃焼効果が高まります。

3.筋トレ+有酸素運動の順番がポイント

筋トレを先に行い、その後に有酸素運動を行うことで、脂肪燃焼効率を最大化できます。

これは、筋トレで体内の糖を使い切った後に有酸素運動を行うことで、脂肪がより効率的に燃えるためです。

④休息と回復の重要性

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ダイエットや筋力トレーニングを効果的に進めるためには、適切な休息と回復が必要不可欠です。

休息を怠ると、疲労が蓄積し、パフォーマンスの低下や怪我のリスクが高まります。

以下では、休息と回復の重要性を詳細に解説します。

1.適切な休息がもたらす効果

・疲労回復とパフォーマンス向上

トレーニングによって生じた筋肉の微細な損傷は、休息期間中に修復され、より強く成長します。

適切な休息をとることで、疲労が回復し、次回のトレーニングでより高いパフォーマンスを発揮できます。


・ホルモンバランスの調整

休息中、特に睡眠中には成長ホルモンの分泌が促進され、筋肉の修復や脂肪の代謝が活発になります。

十分な休息がホルモンバランスを整え、ダイエット効果を高めます。


・メンタルヘルスの維持

休息は身体だけでなく、心の健康にも重要です。

適度な休息をとることで、ストレスが軽減され、モチベーションに維持や精神的な安定が図れます。

2.適切な休息の取り方

・休息日の設定

週に1~2度の完全な休息日を設けることで、身体全体の回復を促進します。

これにより、筋肉の修復や成長が促され、けがのリスクを低減します。


・栄養補給と水分摂取

休息中も適切な栄養補給と水分補給を心掛けることで、身体の回復をサポートします。

特に、タンパク質やビタミン・ミネラルの摂取が重要です。


・睡眠の質を高める

質の高い睡眠を確保するために、就寝前のリラックスした環境作りや適切な寝具の選択が重要です。

良質な睡眠は、ホルモンバランスを整え、ダイエット効果を高めます。

3.休息不足がもたらすリスク

・パフォーマンスの低下

休息不足により、筋肉の回復が不十分となり、トレーニング時のパフォーマンスが低下します。

これにより、トレーニング効果が減少し、目標達成が遠のく可能性があります。


・けがのリスク増加

疲労が蓄積した状態でのトレーニングは、フォームの乱れや注意力の低下を招き、けがのリスクを高めます。

適切な休息をとることで、これらのリスクを回避できます。


・メンタル面の不調

休息不足は、ストレスの増加やモチベーションの低下を引き起こし、トレーニングの継続が難しくなることがあります。

心身のバランスを保つためにも、休息は重要です。

⑤日常生活で消費カロリーを意識的に増やす

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ダイエットを成功させるためには、日常生活の中での消費カロリーを増やすことが重要です。


特別な運動時間を設けなくても、日常のちょっとした工夫でエネルギー消費を高めることができます。

以下に、具体的な方法をいくつかご紹介します。

1.身体活動量を意識的に増やす

[通勤・通学時の工夫]

・遠回りして歩く:電車を利用する際、あえて遠い方の出口を使うことで歩行距離を増やすことができます。

・階段の利用:エスカレーターやエレベーターの代わりに階段を利用することで、日常的に足の筋肉を鍛え、カロリーを消費します。


[オフィスでの工夫]

・立ち上がる習慣:1時間に1回は立ち上がり、軽いストレッチや歩行を行うことで、血行を促進し、エネルギー消費を増やします。

・積極的な行動:コピー取りやお茶くみなどの小さな業務を積極的に引き受け、身体を動かす機会を増やしましょう。


2.家事をエクササイズに変える

・掃除で全身運動:拭き掃除や床磨きなど、全身を使う家事はエクササイズになります。

・買い物でウォーキング:まとめ買いを避け、定期的に買い物に行くことで、自然と歩行時間を増やすことができます。

3.日常動作を工夫して筋肉を刺激する

・座りの工夫:椅子に浅く腰掛けるスクワット座りを意識することで、下半身の筋肉を刺激し、カロリー消費を促します。

・物の配置を工夫:よく使うものを低い位置に置き、取り出す際に屈伸運動を取り入れることで、日常的に筋肉を使う機会を増やします。

4.NEAT(非運動性熱産生)を増やす

NEATとは、運動以外の日常生活での身体活動によるエネルギー消費量を指します。

これを意図的に増やすことで、消費カロリーを効果的に増やすことが可能です。


・早歩きを心がける:移動時に歩く速度を少し上げるだけで、カロリー消費が増加します。

・ランチは遠くで:昼食などを摂る際、少し離れた場所まで歩いていくことで、追加の身体活動を取り入れられます。

5.基礎代謝を高める生活習慣

・トレーニングの導入:筋肉量を増やすことで基礎代謝が上がり、日常的なカロリー消費が増加します。

・自律神経のバランスを整える:規則正しい生活や十分な睡眠を心がけることで、自律神経のバランスが整い、基礎代謝の向上に繋がります。

これらの工夫を、日常生活に取り入れることで、無理なく消費カロリーを増やし、ダイエットや健康維持に役立てることができます。

自分に合った方法を見つけ、継続して取り組むことが大切です。

⑥まとめ

ダイエットを成功させるためには、適切なタンパク質の摂取と効果的な運動、そして十分な休息が重要です。

タンパク質は筋肉の維持・増強に不可欠であり、基礎代謝を高めることで脂肪の燃焼を促進します。


また、適度な運動はエネルギー消費を増やし、筋肉量を増加させることでさらに基礎代謝を向上させます。

更に、日常生活の中で、さらに基礎代謝を向上させます。

日常生活の中で身体を動かす工夫を取り入れることで、消費カロリーを増やすことができます。


これらを組み合わせ、バランスの取れた生活習慣を築くことが、健康的で持続可能なダイエットのカギとなります。

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