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2024/07/27

内臓脂肪と皮下脂肪とは? 脂肪のつき方の違いや肥満の予防法を解説

内臓脂肪と皮下脂肪とは? 脂肪のつき方の違いや肥満の予防法を解説

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監修:パーソナルジムARCS代表 上坂 裕一

▪健康運動指導士 ▪FCM技能士2級
▪JATI上級トレーニング指導者
▪加圧スペシャルインストラクター 等

病院併設の健康増進施設に現場責任者として従事し、2021年にパーソナルジムARCSを設立

監修者のご紹介はこちら


みなさま、こんにちは!

牛久のパーソナルトレーニングジムARCSでございます。


今回は、「内臓脂肪と皮下脂肪とは? 脂肪のつき方の違いや肥満の予防法」について詳しくご説明させて頂きます。


私たちの体は、エネルギー不足に備えて脂肪を蓄えています。

この脂肪は、体のどこに多くつくかによって「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2種類に分けられます。

しかし、この2つの脂肪について詳しく知っている方は、なかなかいないと思います。


そこで今回は、内臓脂肪と皮下脂肪の脂肪のつき方の違いや肥満の予防法について解説していきますので、是非ご覧ください!

内臓脂肪と皮下脂肪の違い


そもそも、内臓脂肪と皮下脂肪はどのような違いがあるのでしょうか。


それぞれの特徴について解説していこうと思います。


内臓脂肪とは?


内臓脂肪は、消化管などの内臓の周囲に蓄積される脂肪です。


この脂肪には多くの血管が通っており、必要に応じて血流に乗って肝臓に運ばれ、全身に供給されます。

内臓脂肪は、他の脂肪に比べてエネルギー源として利用されやすいという特徴があります。


●皮下脂肪とは?

皮下脂肪は皮膚の下に蓄積される脂肪です。


主な働きとしては、体を衝撃から守るクッションの役割や体温を維持する機能があります。

女性は男性よりも多くの皮下脂肪を持っており、これは妊娠や出産に備えて臓器や胎児を保護するためです。


内臓脂肪や皮下脂肪が増えるとどうなる?



内臓脂肪または皮下脂肪が増えると、体へどのような影響があるのでしょうか?

それぞれの場合に分けて説明します。


●内臓脂肪が増えた場合

内臓脂肪が増えるタイプの肥満は「内臓脂肪型肥満」と呼ばれ、お腹周りが出やすいことから「りんご型」とも言われます。

内臓脂肪の面積が100平方センチメートル以上である場合、内臓脂肪型肥満と言われています。


測定の方法に関しては、CTスキャンなどで測定するほか、腹囲のサイズも判定基準として使われます。

女性の場合は腹囲が90cm以上、男性の場合は85cm以上であれば、内臓脂肪面積が100平方センチメートル以上に相当し、内臓脂肪型肥満と判定されます。


内臓脂肪型肥満は高血圧や脂質異常症、糖尿病などを引き起こしやすく、生活習慣病のリスクが高まるため、早めの対策が重要です。

●皮下脂肪が増えた場合

皮下脂肪型肥満は、お尻や太ももに脂肪がつきやすく、「下半身型」や「洋ナシ型」とも呼ばれます。


皮下脂肪は内臓脂肪に比べて落ちにくい特徴があります。

女性の場合、妊娠や出産時に重要な役割を果たすため、肥満度が高くなければあまり気にする必要はありません。

しかし、皮下脂肪が増えすぎると睡眠時無呼吸症候群や関節痛、月経異常を引き起こす可能性があるため、肥満度が高い場合は改善が推奨されます。

内臓脂肪型肥満・皮下脂肪型肥満の予防法


内臓脂肪型と皮下脂肪肥満それぞれの特徴についてお伝えしました。
ここからは、肥満を予防するための方法を食事・運動・睡眠の3つの項目に分けて解説します。

●食事


人が肥満になる理由について考えてみましょう。


私たちの体は、日々の食事から得たエネルギーを生命維持や活動のために使用しています。

摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが取れていれば、肥満にはなりません。

しかし、摂取エネルギーが多すぎたり、消費エネルギーが少なすぎたりすると、余分なエネルギーは脂肪として蓄積されます。

これが肥満のメカニズムです。


したがって、摂取エネルギーが消費エネルギーを超えないように食事を管理することが肥満予防には重要です。

そのためには、消費エネルギーの範囲内でバランスの取れた食事を心がけることが推奨されます。


●運動


運動も肥満予防において重要です。


運動不足によるデメリットは消費エネルギーが少なくなってしまうこと、また全身の筋肉量が落ちることにより基礎代謝が下がってしまうことがあります。


基礎代謝とは、私たちが生きるための体温維持・呼吸・心拍などに使われる最低限のエネルギー量のことです。

この基礎代謝量が落ちることで、消費エネルギーがますます小さくなり、肥満の要因となります。
そのため、運動を継続することや日常的に体を動かすように意識してみましょう。



●睡眠

睡眠と肥満の関係について疑問に思う方もいるかもしれません。


実際、睡眠不足が続くと、食欲を刺激するホルモン「グレリン」が増加し、空腹感を感じやすくなります。

一方で、満腹感を得るホルモン「レプチン」が減少するため、満腹感を感じにくくなる傾向があります。

その結果、睡眠不足は食べ過ぎにつながる可能性があります。



さらに、1日の睡眠時間が6時間未満の人は肥満になる確率が高いとされています。

忙しい日々の中でも、十分な睡眠時間を確保することが肥満予防に役立つでしょう。

●内臓脂肪と皮下脂肪が多い方は生活習慣を整えましょう

内臓脂肪と皮下脂肪はそれぞれ体にとって重要な役割を果たしています。

そのため、無理な減量で必要以上に落とす必要はありません。
しかし、過剰に蓄えてしまうと生活習慣病やあらゆる病気のリスクを高める可能性もあるのです。


今回お伝えしたように食事・運動・睡眠の生活習慣を整えて、今だけでなく将来の健康も守りましょう。

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